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2025年度公募助成事業成果発表会を実施しました!
去る6月14日、2025年度公募助成事業成果発表会を、山梨県富士山科学研究所ホールにて開催いたしました。
2012年の財団設立以来、毎年実施をしている公募助成事業ですが、今回の2025年度の助成で14回目を数えます。
当日は13:15から16:30まで、環境保全部門と地域振興部門併せて31団体に活動報告を行っていただきました。
助成活動報告の前に、2025年度顕彰事業の表彰と発表を行いました。
生物生態系保全への寄与、安全安心に暮らせる地域づくり、農林業被害の防止といった多方面にわたる多大なる貢献をされている山梨県富士五湖猟友会様より、取り組み内容についての発表を行っていただきました。
続いて公募助成事業の対象団体の発表に移るのですが、今年も財団関係者にて選出をした高評価団体6団体より先に発表をいただいた後、環境保全部門、地域振興部門の順で口頭発表をしていただきました。
口頭発表の後は、自由な情報交換の時間を2回設け、分野を超え互いに交流をしていただきました。
昨年好評により、今年度も環境保全部門と地域振興部門を同じフロアにて発表と交流をしていただきました。1団体あたりの発表時間は短くはなってしまいますが「本当に様々な団体が集って意見交換ができる場は、とても尊く価値ある時間となりました」「多くの団体によるたくさんの活動があることを知りとても参考になりました」などの声が寄せられ、それぞれに活動の輪を広げていただけたかと思います。
当日はCATV富士五湖の取材も入りましたので、発表会の様子は7月17日・18日の10ch「まちの話題」にてご覧になることが出来ます。是非、地域で活動をしている団体の皆様の熱意と取組を、テレビを通じてですがご覧になっていただければ幸いです。
クリーンフットパスを実施しました!
6月のクリーンフットパスは、6月6日に開催された山中湖村主催イベント「山中湖村環境デー」に参加するコースとし、8:00から企画された清掃活動に参加後、10:00からの環境デーイベントに合流いたしました。
山中湖村役場駐車場に8:00に集合し行われた清掃活動は、9団体が村内4か所に分かれ、9:00まで各々ゴミを回収。
財団は役場周辺の分担となりましたので、2手に分かれて道路沿いや湖畔を廻りました。
渇水による影響で浜が通常に比べむき出しになり、古いゴミが拾える、とのことでしたが、想ったよりもゴミは少なく美しい景観が保たれておりました。
9:00に清掃を終了し、回収したゴミは30ℓもなかったように見えました。浜からの錆びた金属のゴミが目立ちました。
清掃終了後は山中湖交流プラザきららに向かい、環境デーイベントに参加。4か所で回収したゴミが1か所集められ展示されていた他、イベントには地元園児や学生も参画し、企業が提供する体験ブースを回っておりました。例年よりもフリーマーケットの出展も増えているようでした。
桂川・相模川の最上流に位置する山中湖。大切な水源地としてこれからも美しい環境と景観を守り、次の世代に渡されることを期待申し上げます。
クリーンフットパスを実施しました!
粟井財団では、富士山麓の自然環境を美しく保つための清掃活動を年間を通じて実施しております。
「富士山美化活動」は清掃活動に特化した活動、「クリーンフットパス」は街を散策しながらゴミを拾う活動、と2種の清掃活動を実施し、去る5月16日、2026年度第1回目のクリーンフットパスを、広く募集をした一般参加者19名と共に鳴沢村活き活き広場を起点にして開催いたしました。
広大な芝生広場からの眺めを背景に行った開会式では、参加者自己紹介、当日のコース説明、行程中の注意事項を共有し早速フットパスをスタート。
なお今回集合場所とした鳴沢村活き活き広場には、財団の公募寄付事業を活用して2022年から4か年に渡り遊具と展望台が設置され、当日も多くの家族連れで賑わっておりました。
1か所目に立ち寄った名所、鳴沢溶岩樹形は、全国に1,000以上ある天然記念物の中でも特に重要なものとして国が指定した「特別天然記念物」です。山梨県内で「特別天然記念物」に指定されているのは、ライチョウ、カモシカ、そして鳴沢溶岩樹形の3件と、大変に貴重な場所と言えます。
勝俣均氏より解説をいただいた後、青木ヶ原溶岩の末端部にできた溶岩樹形を観察しました。
続いて、鳴沢溶岩樹形から程ない場所に所在する「魔王天神社」に立ち寄りました。
「魔王天」の由来は、仏教の修行を妨げる魔の存在である「第六天魔王」からとのことで、地元では「オダイローサマ」とも呼ばれているそうです。
道の駅なるさわを横断し、集合場所の公園へ戻ります。
道の駅なるさわの敷地内にもいくつか溶岩樹形があり、案内板が設置され来訪者が見学できるように整備されておりました。
回収したゴミを分別し、可燃物70ℓ、不燃物10ℓの結果となりました。
今回初めて参加された方3名にはトングを贈呈し、自宅や事業所周辺のゴミ拾いをお願いいたしました。
4月の富士山美化活動に続き、今回のフットパスにも参加してくださった小学生も、慣れないトングで一生懸命にゴミを拾ってくれて、頼もしい限りでした。自宅周辺でも、車や自転車に気を付けて安全を第一に、環境美化に寄与してまいりましょう。
富士山自然観察会を実施しました!
去る5月2日、富士山生物多様性研究室の渡邊通人代表を講師に迎え、富士山自然観察会を実施しました。
財団事務所に集合後、タクシーに乗車し滝沢林道に向かいます。
今回観察をする場所は、当財団が2014年から2017年にかけて4回にわたり植林をした元整備森林で、講師をお願いした渡邊先生にはこれまで、当該森林における蝶や植物の調査を委託してまいりましたので、その調査結果を踏まえての観察会となりました。
滝沢林道から更に細い林道を約2㎞歩き、元整備森林に向かいます。今回も入山届、入山鑑札の手続きを済ませ、入山に関しての遵守事項を守り入山いたしました。
途中で渡邊先生より植生や動物の行動についてなど説明をしていただきながら進みます。
1時間弱歩き、元整備森林に到着。当時植樹をした樹種は、クリ、ミズナラ、ケヤキ、ブナ、カツラ、ヤマモミジ、カラマツの7種類です。標高約1,100mの森ですので、まだ葉が芽吹いていない樹がほとんどでしたが、蝶は4月には飛翔を始め、今回観察を予定していたヒメシロチョウとヤマキチョウは既に1回目の飛翔ピークを終えたようだと、温暖化の影響もあるのか、既に行っている調査結果から教えていただきました。
4区画にわたって植林をした元整備森林を標高の高い方から低い方へと歩きながら、生えている植物や昆虫の説明をしてくださりました。
当日は風も強く、また渡邊先生より1回目の飛翔ピークが終わってしまったとのことでしたので、実物の観察をあきらめかけていた第4区画にてヒメシロチョウとヤマキチョウ、スジグロシロチョウを発見。渡邊先生が捕獲してくださり、間近に観察することができました。また当日参加してくださった小学生も、先生の指導のもと蝶を追いかけ捕獲。その軽快なフットワークに参加者は皆、感心しきりでした。
最後に講師の渡邊先生より「今回の元整備森林からほどない距離にある「梨ケ原草原」は、沢山の草原性の蝶が生息する貴重な自然環境であるが、森林整備をすることで作り出される草原環境も、草原性の蝶の生息地として、梨ケ原草原と補完関係にある大変に意義のある環境である」というお話をいただきました。水資源保全を目的として整備をした森林も、動植物の生息地として意義のある役割があることを教えていただき、森林の多面的な機能を改めて実感し体感できた会となりました。
今回は約3時間、計5㎞を歩き、様々な自然環境と動植物を観察できた会となりました。
今回ご参加いただいた14名の方は、富士吉田市、忍野村、山中湖村、富士河口湖町と、皆地元にお住まいの方でしたので、これからも身近な富士山麓の自然を、継続して観察をする契機となれば幸いです。
粟井財団では、こうした観察会を今後も開催し、富士山麓の豊かな自然環境の保全啓発を進めてまいります。
富士山美化活動を実施しました!
田植え前の恒例行事となった「富士山美化活動」を、4月18日(土)に富士吉田市内の城山東農振地区にて実施しました。
城山東農振地区は、富士北麓地域においてまとまった農地が確保されている貴重な緑地帯です。
粟井財団では、当該地区で生産されたお米を各種イベントの景品として配布し、参加者の皆様からも大変に喜ばれているところです。
当日は27名の参加者が参集し、開会式の後、3班に分かれ2~3㎞の距離を1時間程度かけゴミを回収していただきました。
集合場所に戻りゴミを分別。可燃物300ℓ、不燃物60ℓと、過去5年間の中で最も少ない結果となりました。財団が実施するその他の場所においても、ゴミは年々減少傾向にあります。
閉会式では、初めて清掃活動に参加された方にトングを贈呈し、併せて自宅や勤務先周辺のゴミ拾いのお願いをいたしました。
初めて参加された方からの感想として「同じ種類のゴミが捨てられていたのが気になった」「皆で一緒にゴミ拾いをして楽しかった。共同作業の良さを実感した」とのコメントをいただきました。
また、今回小学生の参加者2名には、これから植物や自然に関心を持ち、緑地保全の担い手として期待を込め「草花図鑑」を贈呈いたしました。
参加景品のお米1㎏をお渡しして解散。地域の美味しいお米を味わっていただき、農地の保全とその環境美化により関心をもっていただければ幸いです。
シイタケ植菌体験会を実施しました!
去る3月21日、富士吉田市内の山梨県立ひばりが丘高校の敷地をお借りして今年も恒例の「シイタケ植菌体験会」を実施しました。
今回で5回目のご協力をいただく富士北麓森林組合様の指導のもと、約250名の参加者にお一人1本ずつ植菌体験をしていただきました。
ドリルで穴を開けたナラの原木にシイタケの種菌を打ち込むのですが、雑菌が入らないよう打ち込む直前に穴を開けます。4人がかりで作業をしていただきました。
45㎝の長さの原木に穴が20カ所ほど作られ、そこに参加者が木づちで種菌のコマを打ち込みます。
体験会場は家族連れや友人と共になど、富士北麓在住の方を中心に賑わいました。それぞれの方に森林組合の方が丁寧な指導と、管理方法も合わせて説明してくださいました。更には打ち込んだコマ菌の上に雑菌増殖防止のために蝋を塗っていただきました。
これまでに参加した方からのお声を聞きますと、シイタケの収穫は早くてその年の秋、概ねの方は2年後の春とのことです。
原木から成る、美味しいシイタケが収穫できることを期待しております。