粟井英朗環境財団|活動状況について

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活動状況について

第7回クリーンフットパスを開催しました!

10月29日(土)、第7回クリーンフットパスを実施しました!
今回は「鐘山の滝コース」ということで、ふじさんミュージアム周辺と、忍野に抜ける東海自然遊歩道を散策しました。DSCN3176

 

鐘山の滝は、昔信玄公の時代、砲火台に設置してあった鐘が勢い余って滝に落ちたことからその名が付いたそうです。

桂川上流では唯一の滝ということです。

 

 

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ふじさんミュージアムの脇にある筆塚にも立ち寄りました。使い終えた筆を納める場所です。

 

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ふじさんミュージアムの敷地内には、歴史的建造物が移築・建築されています。

旧宮下家、旧武藤家を進み、紅葉の鎌倉街道を通った後、小佐野家(復元)を見学しました。国指定の文化財であり、世界遺産の構成資産にもなっている御師の家です。格調高い構造物でした。

また、そのほど近くにある温泉スタンドは、市が管理しており、無料で使うことが出来るそうです。

 

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その後、東海自然遊歩道を通り、忍野に抜けました。国道を集合場所まで戻り解散。

今回は少し短いコースでしたが、ゴミもそれなりに収集することが出来、天候にも恵まれ、良いイベントとなりました!

今年はあと2回、開催予定です。ご参加ください。

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富士山美化活動を開催しました!

10月22日(土)、山の紅葉が見ごろを迎えてきた富士山麓にて、富士山美化活動を開催しました!

昨年と同様、北麓公園から熊穴団地方面に下り、昭和大学の前を上がるルートを清掃しました。

住宅前にはほとんどゴミはありませんが、一歩緑地帯に入るとポイ捨てが!

交通量が多い道ではありますが、人眼に付かない場所でもあるので、ゴミを捨てやすいようです。

「なぜこのようにゴミを捨てるのか理解できない・・」とつぶやきつつ、皆で協力して拾いました。

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休日にも関わらず、ご参加ありがとうございました!

 

稲刈体験会を実施しました!

去る10月8日(土)、あいにくの雨ではありましたが、稲刈体験会を開催しました!

それでも沢山の方にお集まりいただき、作業もスムーズに進めることが出来ました。

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まずは開会式にて、日頃田んぼを管理してくださっている堀内治さんより、稲の刈り方・束ね方・干し方について講義をしていただきました。

そして、いざ田んぼへ!

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田んぼには急遽、雨対策のテントを張り、稲を束ねる人はテントを使っていただきました。

雨は降ったり止んだりといった様子でしたが、土砂降りということはなかったので助かりました。

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子供達も積極的に作業を行い、70名で2畝分を約1時間で刈りきることが出来ました!

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作業の後は、お待ちかねの昼食です。

ミルキークイーンの玄米おにぎりと、具だくさんの豚汁。

今回は寒かったせいか、豚汁がいつも以上に人気でした!

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今回天日干ししたミルキークイーンは、脱穀、籾摺り後、1㎏ずつ参加者にお配りいたします!

ミルキークイーンの新米試食会を11月12日(土)に開催予定です。

どうぞお気軽にご参加ください!

 

第6回クリーンフットパスを開催しました!

去る9月17日(土)、クリーンフットパス「下の水コース」を開催しました!

集合場所は富士北麓浄化センターに隣接するバードターゲットゴルフのグラウンドです。

今回は新規参加者、リピーターの方併せて17名の方にご参加いただいました!

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今回散策したエリアは、宮川と桂川の合流地点となり、昔から豊富な水を活用した産業が発展した場所です。

ニジマスを養殖している養鱒場も3か所あるほか、かつて地域電力を水力発電していた宮川電燈株式会社、東京電力の都留・鹿留発電所に水を送るための明見取水口もあります。

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富士見バイパス沿いにある内大神社内には、貞観の噴火にて溶岩に埋まったものの、地下水のお陰で焼けずに残ったカツラの木が展示されています。

 

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宮川と桂川の合流ポイント手前、宮川沿いに「やまめの歌」の碑が設置されています。

結核にかかり病床に伏していた正岡子規に、当時明見に住んでいた一五坊という方が、やまめを三匹贈りました。

そのことを長歌にして子規が「病床六尺」掲載したのが「やまめの歌」です。

「なまよみの かひのやまめは ぬばたまの 夜ぶりのあみに 三つ入りぬ その三つみなを わにおくりこし」

と書かれ、字は著名な土屋文明氏、石は東北産鍋石という最高のもの。

昭和49年に当時大明見在住の柏木白雨氏が記念碑を、わざわざ川沿いの景色の良い土地を購入し設立しました。

40年以上たっても石碑は当時のまま、現代に生きる人々に物語を繋いでいきます。

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やまめの碑の前での小休憩の後は、宮川電燈跡、東電明見取水所を廻り、ゴール。

思った以上にゴミも落ちていましたので、それぞれゴミ袋いっぱいに拾いました。

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次回フットパスは10月29日(土)を予定しております。

ぜひご参加お待ちしております!

第5回クリーンフットパスを開催しました!

去る8月27日(土)、第5回クリーンフットパスを開催しました!

今回は地域にお住いの方を中心に沢山の方に参加いただきました。

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まずは、赤坂の道標から。

ここは鎌倉道の重要な分岐点で、都留方面、富士吉田吉田市街方面に繋がっています。

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続いて新倉掘抜。溶岩に覆われた土地は降った雨が地下に浸みこんでしまうので、生活水として活用することが出来ませんでした。そこで、河口湖の水を活用しようと掘られた用水路が「新倉掘抜」です。日本で一番長い手掘りのトンネルです。

 

 

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新倉掘抜が出来てまもなく、別の用水路が完成したため、新倉掘抜は使われることはなくなりました。

また水力発電のために東京電力が2本、河口湖から水を引いている「東電用水路」も地域に出来ました。

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金比羅神社の脇には、地域が水利権を獲得した記念碑が建っています。

 

 

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魚吉会館の前の通りが「お茶付道」と言われ、江戸時代お茶壺道中が通った道です。

市内を通ると、茶壺にひれ伏さなければならないため、あえて山際の道を通るようにしたということです。

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水公園には、新旧の浄水場があります。古いものは、河口湖の水を引いて砂で濾過した浄化施設、新しいものは、地下から水を汲み上げ現在地域に地下水を配水している施設です。

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近所に住む方からも、今回訪れた場所を初めて知った、という声があり、地域の歴史の再発見をしていただけたようです。

月に1回のペースで「クリーンフットパス」を今後も実施してまいります。

アレチウリ駆除体験会を開催しました!

8月25日、河口湖町内にて「アレチウリ駆除体験会」を開催しました!

講師には認定NPO法人富士山クラブの米山氏をお招きし、まずは座学にて特定外来生物についてと、その駆除の必要性について学びました。日本古来の生態系が外来生物によって駆逐される恐れがあるので、その除去が必要とされます。DSCN2994

座学の後は、実際に特定外来植物のアレチウリの採取を行いました。

アレチウリは1年草ですので、種を落とす前の駆除が重要です。丁度この時期は開花の時期でしたので、まだ間に合う時期でした。

アレチウリは水辺て繁殖しやすいようで、湖畔のエリアに他の草を覆うように繁茂していました。

 

 

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約1時間半の活動で15袋、約47.9㎏のアレチウリを採取しました。

 

 

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見た目よりも、抜き取りやすい植物でした。

今後財団の屋外活動時に啓発していきたいと思います。

川の生き物観察会を開催しました!

去る8月18日(木)、忍野村内を流れる新名庄川にて、生き物観察会を開催しました!

講師は富士吉田市在住の動物写真家、中川雄三氏です。

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当日は地元忍野に住む小学生が参加してくださりました。

新名庄川は、桂川・相模川の源流となり、二十曲がり峠と、鷹丸尾溶岩からの湧水が水源となっています。

とても水質が綺麗な川ですので、清流にしか住むことが出来ない絶滅危惧種のホトケドジョウなど、貴重な生き物の住かとなっています。

 

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当日は、網を使って、生き物を捕らえて、容器に入れて観察しました。もちろん、観察が終わった後は放流します。

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また、川に落ちているゴミも拾って、川の美化活動も行いました!

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10種類以上の生き物を観察することができ、楽しい時間を過ごすことができました。

きらめ樹間伐研修会を開催しました!

8月12日(金)、山中湖村内にて間伐手法の一つ、「皮むき間伐(きらめ樹間伐)」の研修会を開催しました。

講師には富士宮市に拠点のあるNPO法人森の蘇り大西理事長及び難波副理事長をお招きしました。

まずは、座学にて、日本の森の現状、世界の森の現状についてお話を伺いました。

日本には森林資源が沢山あるにも関わらず、安価な輸入材があるため、活用されておりません。

活用されない放置された森は、人間社会にマイナスの影響を及ぼしてしまいます。

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場所を移動して、ヒノキの森にて皮むき間伐の実習を行います。

まずは、森の木の直径を計り、混み過ぎている場合は、細い木の皮を剥きます。

鎌と竹べらを使い、皮を剥いた後、皆で一斉に皮を引っ張り剥きます。

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剥いた後の木肌はつるつるです。甘い香りもします。

 

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各人、細い木の皮を剥いで、皆で剥きます。

剥いた木は1年このまま乾かし、軽くなった状態で切り出しをします。

天然乾燥の木は、木の成分が抜けず、かつ固くなるそうです。

 

 

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最後に、皆で感想を述べて終了しました。

お子様からは「楽しかった!」との声が聞けました。

今後も森の保全の実践活動に力を入れて参ります。

 

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ジャガイモ堀体験会を実施しました!

7月30日(土)、梅雨明け後の好天に見舞われ、ジャガイモ堀体験会が実施されました!

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参加者は80名を超え、大勢の参加者のもと、楽しく作業を行いました。

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イモ堀の後は、ジャガイモたっぷり、シカ肉の入ったカレーを皆で食べました。

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帰りには参加賞としてジャガイモ詰め放題を行い、解散。

今後も「地下水を育む田畑の保全」を目的として、農業体験会を企画いたします。

10月には稲刈り体験、サツマイモ堀体験を開催しますので、皆様のご参加をお待ちしております!

第4回クリーンフットパス【明見湖~背戸山コース】を開催しました!

雨で2回延期となっていたクリーンフットパスですが、7月16日(土)、実施することが出来ました!
当日は明見地区の方を中心に、当地の歴史に興味のある方、徐福学会の方等に参加いただきました。
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まずは徐福公園にてお話を伺いました。

かつて雨乞い地蔵が置かれていた場所に出来た公園です。徐福の像があります。(写真右)

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徐福のお墓があるお伊勢山に向かいます。

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富士吉田市明見地区は、徐福3大伝説地と言われており、徐福の終焉の地という伝承が残っています。

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続いて、背戸山の中腹にある藤原藤房のお墓に立ち寄りました。南北朝時代の方で、この地域で亡くなられたという伝承が残っています。

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背戸山からの眺望です。晴れていれば富士山が目の前に広がります。

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大明見36屋敷の一つ、柏木さんのお宅におじゃまをして、高浜虚子と富安風生の歌碑を見学しました。

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ゴールした後は、かき氷で喉を潤します。

タバコのフィルターを中心に、ゴミも回収できました。

昔より交通の要所であった明見地区。美しい自然と、歴史ロマンあふれる地域でした。

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