木工教室を開催しました!
去る3月4日(土)財団事務所にて富士山の間伐材を使った竹とんぼ制作体験会を開催しました!
子供から大人まで、幅広くご参加いただきました。
富士山には沢山の木が植えてありますが、近年木材が使われてなくなっていることが問題となっています。
森林を健全な状態に保つためには、間伐などを行い人工林を適切に管理する必要があります。
今回の木工教室を通じて、木を使い、環境保全に寄与することを目的としました。
今回の竹とんぼ作りですが、使用木材は富士山に生えているシラべ材を使いました。
とても柔らかい材質ですので、紙やすりで簡単に削れることが出来ます。
両サイドを均等に削り、角も丸みを付けます。
削り終わったら、絵を書いたり、コテペンで文字を書いて、唯一のオリジナル竹とんぼにします。
約1時間半の行程で、それぞれ素敵な竹とんぼが出来ました!
地域創生人材養成講座〔第2回目〕を開催しました!
去る2月25日(土)、地域創生人材養成講座を開催しました!
今年度のテーマは「イベント・ツアー実施における安全管理対策」ということで、2回目の今回は、ロールプレイ検証を行いました。
現場での検証活動の前に、講師の(株)合力の近藤光一社長より、安全に企画を実施するためのチェック事項や、事故発生時の対応についてのお話をいたただきました。
座学の後は、明見湖公園内にて「体感ツアー」を模擬実施しました。
公園内に危険な箇所はないか、皆で確認しました。
また、戻ってからは、模擬ツアーの危険リスクの洗い出しを行いました。
施設の危険個所、ツアー案内で行き届かなかった部分など、24箇所の確認点が出されました。
特に、ツアー実施前のインフォメーションの重要性を認識することができました。
参加団体との情報交流も出来、学ぶことの多い、有意義な会となりました。
次回は、専門家を招いての救急処置方法を学びます!
地域創生人材養成講座〔第1回目〕を開催しました!
環境保全や地域振興に取り組む方々を対象に、当財団では毎年人材育成講座を開催しております。
今年度はイベント・ツアー実施における安全管理を目的とし、3回シリーズで企画しました。
講師は、環境省が主催する「エコツーリズム大賞」では昨年大賞を受賞、そして総務省主催の「ふるさとづくり大賞」では山梨県にて個人として初の受賞となりました、株式会社合力の近藤光一社長にお願いをしました。
自己紹介の後は、参加者の気持ちをリラックスさせることを目的にアイスブレイクを行いました。2組になり、自己紹介をした後じゃんけんをする、というゲームを何回か繰り返すことでお互いの名前を憶えることもできます。
アイスブレイクの後は座学による講義を行いました。
リスクを回避するためには、技術・知識・意識が必要、事前に危険要因を把握し、分析と処理を行う必要がある、
大切なことは繰り返し伝え、伝わったかどうか確認することが大切、などなど、事例を含めながら重要なポイントを分かりやすく教えていただきました。
次回の講座はロールプレイを含め、より実践に近い内容にて開催する予定です。
第9回クリーンフットパスを実施しました!
去る12月17日(土)、今年最後の財団イベントとなる第9回クリーンフットパスを実施しました。
今回は「十日市場湧水群コース」と称し、収穫を迎えた水掛け菜の圃場や神社・仏閣などを廻りました。
長慶寺の駐車場に集合し、初めのポイントは長慶寺近くの水源に向かいます。
水源では、古富士泥土と新富士溶岩の間から富士山の伏流水が滝のように流れ落ちます。
清流でしか生息しない梅花藻も水源から流れる用水に沢山繁茂しておりました。
「おいしがね」と呼ばれる大きな石が、田園地帯に突如現れました。
十日市場地域では富士山麓において有数の水掛け菜の栽培地となっております。
都留市が作成したのぼりが目を引きます。収穫が始まり年末需要にこたえます。
都留文科大学が保全管理しているフィールドです。すぐ脇に水源があり、きれいな水をたたえています。
永寿院のすぐ隣にある柴崎養魚所に立ち寄りました。11月12日に開催した新米試食会にて食した「湧水サーモン」を栽培しています。
湧水の恵みを活用した地域ですが、最近は水源の汚染が大きな問題になっているそうです。
住民の生活と湧水地の環境保全の適切なバランスについて、今まさに課題が突き付けられています。
財団主催のフットパスイベントは来年4月に再開予定です。
また皆様のご参加お待ちしております!
エコプロ2016視察研修会を実施しました!
第8回クリーンフットパスを開催しました!
去る11月23日(水・祝)、第8回目となるクリーンフットパスを、河口浅間神社から母の白滝を廻るコースで実施しました!
神社の駐車場に集合して、開会式を開催。
今回は傾斜を登りますのでしっかり準備運動を行いました。
まずは河口浅間神社から散策。河口浅間神社の創建は865年と伝えられ、郡内では最も古い浅間神社と言われています。
富士山の登拝も、もとはこの辺りを通ったルートが古く、神社の前には御師街も栄えました。100軒を連ねた御師街も今は僅か遺構を残すのみとなっています。
神社境内を通ったのち、裏手の母の白滝まで歩きます。途中きつい傾斜がありましたが、20分ほどで滝まで辿り着きました。
水量は若干少な目、ということでしたが、15mの高さから落ちる滝。とてもダイナミックでした。
滝付近で休憩した後、下山します。
帰りは車道を歩きます。駐車場の前には河口湖と富士山の景観が見晴らせます。
無事到着。途中雨パラつき、心配しましたが、行程をすべて歩くことが出来ました。
次回12月が今年度最後のフットパスとなります。
またご参加お待ちしております。
新米試食会を開催しました!
11月12日(土)、粟井英朗環境財団事務所にて「新米試食会」を開催しました!
当財団では、富士山の水資源保全の活動の一環として、富士山麓の田畑の保全啓発活動を行っています。
具体的には、稲作体験会、畑作体験会を行っています。
稲作体験会では今年、地元のブランド米「ミルキークイーン」の田植と稲刈体験会を行いました。
今回の新米試食会では、稲刈体験会時に参加者の手によって手刈、天日干しを行った米のと他の銘柄合わせて4銘柄の食べ比べを行い、味の違いがどのようなものか体感していただきました。
食べ比べの前に4銘柄の特性について説明をしました。
ミルキークイン2産地、武川米48号、あきたこまちを食していただきます。
4種類のお米を各自とって、回答用紙に記入します。
今回、47名中、4銘柄正解者は1名、2銘柄正解者は16名でした。
なかなか難しかったようです。
食べ比べが終わった後は、地元食材を使ったバーベキューを行いました。
シカ肉、富士湧水サーモン、忍野産卵、山中湖ハムのベーコン、などを新米と一緒に味わっていただきました。
今シーズンの農作業体験会はこれで終了です。来シーズンも企画しますので、またご参加ください!
サツマイモ掘り体験会を開催しました!
去る11月5日(土)、財団事務所近くの畑にて、サツマイモ掘り体験会を開催しました!
天候にも恵まれ、家族連れを中心にお集まりいただきました。
開会式の後、早速畑へ。富士山がくっきりと見えました!
イモを掘って、コンテナに入れます。
大きなイモを掘った子供たちからは大きな歓声が!
体験後に集合写真を撮りました。
事務所に戻って、ランチタイムです。
今日はサツマイモのクリームシチューと、サツマイモご飯を用意しました。最後に今日掘ったサツマイモのプレゼントを渡して解散。
家族と一緒の農業体験、楽しかったことでしょう。
財団では、今後も「地下水を育む農林業を応援する」をコンセプトに、様々な体験プログラムを企画してまいります!
第7回クリーンフットパスを開催しました!
10月29日(土)、第7回クリーンフットパスを実施しました!
今回は「鐘山の滝コース」ということで、ふじさんミュージアム周辺と、忍野に抜ける東海自然遊歩道を散策しました。
鐘山の滝は、昔信玄公の時代、砲火台に設置してあった鐘が勢い余って滝に落ちたことからその名が付いたそうです。
桂川上流では唯一の滝ということです。
ふじさんミュージアムの脇にある筆塚にも立ち寄りました。使い終えた筆を納める場所です。
ふじさんミュージアムの敷地内には、歴史的建造物が移築・建築されています。
旧宮下家、旧武藤家を進み、紅葉の鎌倉街道を通った後、小佐野家(復元)を見学しました。国指定の文化財であり、世界遺産の構成資産にもなっている御師の家です。格調高い構造物でした。
また、そのほど近くにある温泉スタンドは、市が管理しており、無料で使うことが出来るそうです。
その後、東海自然遊歩道を通り、忍野に抜けました。国道を集合場所まで戻り解散。
今回は少し短いコースでしたが、ゴミもそれなりに収集することが出来、天候にも恵まれ、良いイベントとなりました!
今年はあと2回、開催予定です。ご参加ください。