
HOME > 活動状況について
2016年度公募助成事業成果発表会及び設立5周年記念行事を開催しました!
去る6月3日(土)、2016年度公募助成事業成果発表会及び、設立5周年記念出版講演会、情報交換会を開催しました。
今年は、5周年記念ということで、ハイランドリゾートホテル&スパを会場とし、午後1時より開会しました。
例年はパネルによるポスターセッション形式での発表でしたが、今年は各団体の壇上での発表を行いました。
それぞれに、活動の成果を、その団体らしく発表していただきました。今年は25団体の発表、持ち時間は5分と短い時間でしたが、すべての発表を終えたときには2時間経過していました。
続いて同会場にて、市村隆男氏による「吉田の素材と対話する」という演題の講演会が開催されました。
財団が実施している「クリーンフットパス」を題材した冊子を今回執筆された市村氏、その記念講演としてお話をいただいました。
記念講演の後は、会場を移動して、成果発表団体間や来場者との情報交換会を行いました。時間の許す限り、情報交換を行っていただきました。これをきっかけにして、交流を始めたり、活動へのヒントになっていただけたら嬉しいものです。
情報交換会を午後5時で閉会とし、その後は招待者による設立5周年記念祝賀会を同ホテルにて開催しました。
これからも、環境保全、地域振興に一層尽力してまいります。引き続きよろしくお願いいたします!
第2回クリーンフットパスを実施しました!
5月23日(火)、今年度第2回となるクリーンフットパスを実施しました!
週末からの続く好天となり、暑いくらいの陽気でしたが、皆で楽しく実施できました。
今回のコースは「福地用水コース」ということで、市内を流れる福地用水沿いを、取水口になる桂川まで歩き、鐘山の滝を折り返しました。
福地用水は江戸時代初期頃、領主であった秋元氏が着手した用水です。富士山は降った雨が地表に溜まらず浸透してしまうことから、生活用水が切望されていました。福地用水が出来たお陰で、農作物を作ることが出来、石高が増えたということです。
福地用水沿いにある新屋山神社を訪れました。全国的に「金運神社」としても有名な神社です。
桂川から福地用水に水を引くため、当時の工事では、硬い溶岩を避け、その下にトンネルを掘りました。そのトンネル跡が、現在通称「コウモリ穴」として今も残っています。
鐘山の滝前で小休憩。新緑が美しく、滝の音と併せて、癒しのスポットとなっています。秋の紅葉も楽しみです。
約2時間のコースでした。事務所に付いて日陰で一息。
今回は90ℓ分のゴミを拾うこともできました!次回は好評につき、同じコースを2日開催いたします。
また告知をご覧ください!お待ちしております。
田植体験会を開催しました!
5月20日(土)恒例となりました「田植体験会」を開催しました!
今年も城山東農振地域内、農村公園に隣接する水田をお借りし実施しました。今回もお申込みが多く、定員を超えてからはお断りをせざるを得ない状況で、参加できなかった方、大変に申し訳ありませんでした・・。
当日は雲一つない五月晴れ、熱すぎるくらいの陽気の中、スタート。
まずは開会のオリエンテーションにて、苗の植え方を講師の小俣さんから教わります。深すぎず、浅すぎず、適当な深さに植えるのがポイント。
準備体操をして、早速田んぼへ。
一列に並んで、印を付けた紐に沿って苗を植えます。
一列植えたら、また次の一列、と前へ前進。
田植作業の写真を撮るために、カメラマンも大勢集まっておりました。
約1時間の作業で、予定の植付を終えることが出来ました!
作業の後は、こちらも恒例の「豚汁」と「ミルキークインおにぎり」。
昼食の後には、オタマジャクシを田んぼに放流して終了。
今年は無農薬栽培にチャレンジしますので、オタマジャクシに除草効果を期待して放流しました。
粟井英朗環境財団では、水資源保全を目的とした、森や田畑の管理保全の一環として、さまざまなプログラムも実施しております。
今年度もこれから、畑の収穫体験や稲刈、木工品制作など、体験会を企画しますので、どうぞご参加お待ちしております!
美化清掃活動を実施しました!
去る4月22日(土)、毎年年に2回開催している美化清掃活動を実施しました!
今回のコースは、恒例の富士北麓公園から熊穴団地、昭和大学前を通るコースです。
沢山のお申し込みをいただきましたが、安全管理上、参加人数は30名とさせていただきました。お断りとさせていただきた皆様、大変申し訳ございませんでした。
さて、当日は若干寒い体感でしたが、歩くとちょうどいい、といった陽気でした。
皆様のご協力により、空き缶30Lの袋3袋分、可燃物30L袋20袋分、計70㎏のゴミを回収することが出来ました。
「富士山は水の山」です。私たちの住む場所に降った雨は地下に浸みこみ、下流域の生活水になっています。
上流域に住む私たちのつとめとして、今後も美化活動を行っていきたいと思います。
2017年度第1回クリーンフットパスを実施しました!
地域創生人材養成講座〔第3回目〕を開催しました!
3月11日(土)、第3回目となる地域創生人材養成講座を開催しました!
今回は「イベント・ツアー実施における救急法習得」として、講師にPHILIPSの成川氏をお招きして、救急法の習得について学びました。
まずは座学にて、想定できる怪我や症状に対する対処法について学びました。映像も交えて説明があり、非常に分かりやすく説明をしていただきました。
続いて、AEDと心肺蘇生キットを使った実習を行いました。
心肺蘇生キットは、内部に押せば音が鳴るよう仕組まれたゴム製のものとなっており、簡単に扱えるものの、かなりの押す力が必要でした。心肺蘇生は2分間続ける必要があるので、1人で行うにはかなりの体力が必要であることが分かりました。
3回のシリーズで学んだ、イベント・ツアーにおける安全管理対策。
主催者側として、準備すること、心構え、そして、実際に事故・怪我が発生した場合の対処法について学びました。
この1度きりとせず、常に自己研鑽をし、学びつづけ、参加者の方が安心して参加できるイベント企画を、地域全体で目指していきたいものです。
木工教室を開催しました!
去る3月4日(土)財団事務所にて富士山の間伐材を使った竹とんぼ制作体験会を開催しました!
子供から大人まで、幅広くご参加いただきました。
富士山には沢山の木が植えてありますが、近年木材が使われてなくなっていることが問題となっています。
森林を健全な状態に保つためには、間伐などを行い人工林を適切に管理する必要があります。
今回の木工教室を通じて、木を使い、環境保全に寄与することを目的としました。
今回の竹とんぼ作りですが、使用木材は富士山に生えているシラべ材を使いました。
とても柔らかい材質ですので、紙やすりで簡単に削れることが出来ます。
両サイドを均等に削り、角も丸みを付けます。
削り終わったら、絵を書いたり、コテペンで文字を書いて、唯一のオリジナル竹とんぼにします。
約1時間半の行程で、それぞれ素敵な竹とんぼが出来ました!
地域創生人材養成講座〔第2回目〕を開催しました!
去る2月25日(土)、地域創生人材養成講座を開催しました!
今年度のテーマは「イベント・ツアー実施における安全管理対策」ということで、2回目の今回は、ロールプレイ検証を行いました。
現場での検証活動の前に、講師の(株)合力の近藤光一社長より、安全に企画を実施するためのチェック事項や、事故発生時の対応についてのお話をいたただきました。
座学の後は、明見湖公園内にて「体感ツアー」を模擬実施しました。
公園内に危険な箇所はないか、皆で確認しました。
また、戻ってからは、模擬ツアーの危険リスクの洗い出しを行いました。
施設の危険個所、ツアー案内で行き届かなかった部分など、24箇所の確認点が出されました。
特に、ツアー実施前のインフォメーションの重要性を認識することができました。
参加団体との情報交流も出来、学ぶことの多い、有意義な会となりました。
次回は、専門家を招いての救急処置方法を学びます!
地域創生人材養成講座〔第1回目〕を開催しました!
環境保全や地域振興に取り組む方々を対象に、当財団では毎年人材育成講座を開催しております。
今年度はイベント・ツアー実施における安全管理を目的とし、3回シリーズで企画しました。
講師は、環境省が主催する「エコツーリズム大賞」では昨年大賞を受賞、そして総務省主催の「ふるさとづくり大賞」では山梨県にて個人として初の受賞となりました、株式会社合力の近藤光一社長にお願いをしました。
自己紹介の後は、参加者の気持ちをリラックスさせることを目的にアイスブレイクを行いました。2組になり、自己紹介をした後じゃんけんをする、というゲームを何回か繰り返すことでお互いの名前を憶えることもできます。
アイスブレイクの後は座学による講義を行いました。
リスクを回避するためには、技術・知識・意識が必要、事前に危険要因を把握し、分析と処理を行う必要がある、
大切なことは繰り返し伝え、伝わったかどうか確認することが大切、などなど、事例を含めながら重要なポイントを分かりやすく教えていただきました。
次回の講座はロールプレイを含め、より実践に近い内容にて開催する予定です。
第9回クリーンフットパスを実施しました!
去る12月17日(土)、今年最後の財団イベントとなる第9回クリーンフットパスを実施しました。
今回は「十日市場湧水群コース」と称し、収穫を迎えた水掛け菜の圃場や神社・仏閣などを廻りました。
長慶寺の駐車場に集合し、初めのポイントは長慶寺近くの水源に向かいます。
水源では、古富士泥土と新富士溶岩の間から富士山の伏流水が滝のように流れ落ちます。
清流でしか生息しない梅花藻も水源から流れる用水に沢山繁茂しておりました。
「おいしがね」と呼ばれる大きな石が、田園地帯に突如現れました。
十日市場地域では富士山麓において有数の水掛け菜の栽培地となっております。
都留市が作成したのぼりが目を引きます。収穫が始まり年末需要にこたえます。
都留文科大学が保全管理しているフィールドです。すぐ脇に水源があり、きれいな水をたたえています。
永寿院のすぐ隣にある柴崎養魚所に立ち寄りました。11月12日に開催した新米試食会にて食した「湧水サーモン」を栽培しています。
湧水の恵みを活用した地域ですが、最近は水源の汚染が大きな問題になっているそうです。
住民の生活と湧水地の環境保全の適切なバランスについて、今まさに課題が突き付けられています。
財団主催のフットパスイベントは来年4月に再開予定です。
また皆様のご参加お待ちしております!