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「富士山の日」視察研修バスツアーを実施しました!
2月23日は「富士山(フ:2 ジ:2 サン:3)の日」です。
富士山麓の様々な施設にて特別展示や無料拝観が出来るなどの絶好の機会に合わせ、富士山麓の自然環境や歴史文化について学んでいだくことを目的とし、「富士山の日」視察研修バスツアーを実施しました!
当日は20名の皆様にご参加いただきました!
天候にも恵まれ、富士山も優美な姿を現し、視察地1カ所目となる富士山レーダードーム館前の芝生広場にて記念撮影。
富士山レーダードーム館は、富士山頂あった富士山測候所にて気象観測業務を終えたレーダードームを当該地に移設した体験学習施設です。館内では、様々な展示を見ることができますが、中でも-5度、風速13メートルの山頂気象の体験できるコーナーが人気です。
2カ所目の視察地、ふじさんミュージアムでは、富士山信仰の収蔵品が多数展示されており、その起源と変遷を学ぶことが出来ます。1/2000の富士山立体模型に映し出されるプロジェクションマッピングで、雄大な富士山の自然を一望することも可能です。当日は、富士山の日特別企画として、富士山型の折り紙体験も楽しむことができました。
富士吉田市から鳴沢村に場所を移動し、なるさわ富士山博物館を視察しました。こちらでも、富士山の自然や文化について、様々な展示物から学ぶことが出来ました。
隣接する道の駅なるさわでは、郷土料理の試食が行われておりました。キャベツの味噌汁、子芋の煮物、鳴沢菜の漬物など、どれも美味しくいただくことができました。
続いて船津胎内樹形に立ち寄りました。船津胎内樹形は、約1000年前に噴火した剣丸尾溶岩流が大木を取り囲んで固まり、その樹の型が残った「溶岩樹形」で、70m程の距離がある空洞を通り抜けることが出来ます。随所に胎内を連想させる場所があることから、「胎内樹形」と呼ばれています。
世界的にも貴重な地質的資料として、国の天然記念物に指定されている他、江戸時代から胎内巡りの洞穴として多くの富士講信者が訪れたことから信仰の場としての価値を認められ、世界文化遺産の構成資産としても登録されています。
職員の方からの説明を受けた後、おのおの洞窟をくぐり抜けました。
ところどころ、木の形にくりぬかれた溶岩を確認でき、富士山の多様な地下構造を目の当たりする貴重な体験が出来ました。
続いて、山梨県立富士山世界遺産センターに立ち寄りました。施設中央にある富士山の模型は、様々な色の光線に彩られ、四季折々の景色を演出しておりました。南館では歴史文化を中心に、北館では自然環境を中心に学ぶことが出来る施設です。
続いて、河口湖湖畔に場所を移し、河口湖ミューズ館を訪れました。施設の内外に、ラベンダーなど四季折々の花が植えられ、素敵な西洋ガーデニングを楽しめる場所でもあります。
行程最後の視察地、河口湖美術館では、富士山を題材にした絵画の展示の他、写真展が開かれており、四季折々の美しい富士山の姿に、参加者の方も興味深く見入っておりました。
参加者の皆様に感想を聞いたところ、一番に印象に残った場所は「船津胎内樹形」という声が最も多く寄せられました。地元に住んでいながらも立ち寄ったことがなく、洞窟を通り抜ける体験がとても新鮮だったようです。
また、河口湖美術館の写真展示も「様々な視点から美しい富士山の姿を見ることが出来た」と、好評の声があがりました。
富士山麓に住むの住民にとっても、自然環境や歴史文化について再発見が出来た1日でした。
是非、来年の富士山の日には、地域外の方々にも富士山麓を訪れていただき、富士山をより身近に感じていただきたいと思います。
第2回水資源講座を実施しました!
2月20日(水)、富士吉田市内明見湖公園、はす池工房にて第2回水資源講座を実施しました!
今年度はテーマを農業技術習得とし、2回目の今日は「減農薬栽培技術習得」についての内容でした。
講師は、山梨県総合農業技術センター村上主任研究員にお越しいただきました。
農薬を減らすために、耕種的・生物的・物理的・化学的、この4つの防除方法があり、こられの総合的に取り入れていくことが大切。
また、農薬を利用する際は、農作物が何の病気にかかっているのかを確かめ、上手に使うことが重要。
そのためには、インターネットで様々な写真や事例が情報収集できるので、活用するとよいというアドバイスを受けました。
講義後の質疑応答も活発で、参加者の関心の高さが伺えました。
次年度の水資源講座の開催に向け、アンケート記入もいただきましてので、それを参考に企画をしてまいります。
第2回木工体験教室を実施しました!
2月16日(土)、第2回木工体験教室を財団事務所2階にて実施しました!
今回は、お子様4名、2組のご家族に資箱作りに挑戦をしていただきました。
予め準備されたキットにネジ停めをして完成させます。
富士山麓は沢山の野鳥が生息する場所です。
野鳥の棲み処として利用してもらえると嬉しいですね。
次回は3月16日(土)にマガジンラック作りを実施します!
また空がございますので、お申込みお待ちしております。
第4回地域交流カフェを実施しました!
第1回水資源講座を実施しました!
富士山麓を中心とした水資源を守るために必要な知識習得を目的として、粟井財団では水資源講座を毎年実施しております。
今年度は、肥料や農薬の地下水への影響を少しでも軽減することを目的とし、農業技術講座を企画しました。
講師は、山梨県総合農業技術センター環境部の長坂克彦部長をお招きし、約2時間の講義を受けました。
減化学肥料栽培のポイントとして3つあげられます。①有機質の成分を有効に使う②肥料の効率を上げる③土壌に残存している肥料成分を使う。
この3つのポイントを丁寧にご説明していただきました。
特に、堆肥や有機質肥料の使い方、緑肥の活用、マルチを有効に使う、点が大変に参考になりました。
参加者からも「講師の先生が丁寧に一生懸命教えてくれたので、よく理解できた」「分かりやすくとても勉強になった」との声があがりました。
次回は2月20日13:00 よりはす池体験工房にて「減農薬栽培技術」について学びます。
ご参加お待ちしております!
第1回木工体験教室を実施しました!
第3回地域交流カフェを実施しました!
1月17日(木)、第3回目となる交流カフェを財団事務所2階にて実施しました!
今回の発表者は、山中湖観光協会の松山美恵氏で、SGDs(持続可能な開発目標)についての概要についてお話いただきました。!
SDGsは国連が定めた指標で、2030年までに加盟国が取り組むべき課題です。
17の目標と、169項目の達成基準が定められています。
今、企業でもSDGsに準じて目標を定める取り組みが大きく広がってきております。
ちなみに直近の達成状況ですと、日本の場合「教育」「経済成長・インフラ整備」は達成状況が高く、「ジェンダー平等」「持続可能な消費」「気候変動」「生態保護」「グローバルパートナーシップ」などは低い達成状況だそうです。
松山氏の発表を受け、後半のフリートークでは、「楽しく取り組んでいけること」「身近な社会問題」など話し合いをしました。「フードロス問題」「オーバーツーリズム」などの問題について活発な意見が出ました。
あっという間に2時間が過ぎ、会を終了としました。
次回は2月13日(水)14:00より実施いたします。
ご参加お待ちしております!
第10回クリーンフットパスを実施しました!
12月19日、今年度最後となりますクリーンフットパスを西裏地域にて実施しました!
集合場所は下吉田にあります小室浅間神社とし、そこから西裏の界隈を散策いたしました。
かつては地域で一番の賑わいを見せていた場所です。
参加者はそれぞれ、懐かしい思い出を口にし、散策を楽しみました。
散策後には、地区の会館にて、アンケート記入をお願いしました。
今年度は10回フットパスを開催しましたが、寄せられたご意見では
6月に開催した「山中湖文学の森コース」が一番の人気コースでした。
いただいたアンケートをもとに、次年度も参加者が楽しんでいただけるコース作りに励みます!
今年の財団イベントは本日のフットパスをもちまして終了となりました。
良いお年をお迎えいただき、また来年もご参加賜りますよう
お願い申し上げます。
第2回地域交流カフェを実施しました!
12月13日(木)14:00より、財団事務所2階会議室にて、2回目となります「地域交流カフェ」を実施しました!
この企画は、地域団体間や住民との交流を通じて、連携や活動改善が図られることを目的としています。
前半部分は、毎回団体の方より活動発表をいただき、後半部分は発表内容に沿ったテーマで意見交換を行います。
今回は「山梨マイクロプラステック削減プロジェクト(通称ヤマピー)」の日向治子氏に発表を行っていただきました。
活動拠点としている桂川は、釣り人から言わせると「日本一ゴミの多い川」だそうです。
その川のゴミが下流に流れるとともに細分化し、それを魚や鳥がエサと間違えて食べてしまうことが問題視されています。
後半は、各人が取り組んでいるエコ活動や、地域の情報などを発表し合いました。
「寿団地の裏にある桂川堰き止め地に溜まっているゴミの量はすごい」
「用水に捨てられるゴミは、朝の時間帯が多い」
「スーパーでは資源ごみを持ち込むと、様々な特典がある」
など、普段目にしたゴミ情報から、お得情報など活発な意見交換がなされました。
次回のカフェは1月17日(木)14:00より開催予定です。
詳細はお知らせにて確認ください!