第7回地域交流カフェを実施しました!
去る10月9日(水)、今年度7回目となる地域交流カフェを実施しました!
今回は富士吉田市地域おこし協力隊として今年4月から活動を行っている天野智佳氏にお話を伺いました。
天野氏はヨガインストラクターの資格を持ち「カラダと街中をヨガで元気に!」をテーマに普及啓発活動を行っております。
特に「自称おじさん」を対象に月2回富士吉田図書館で開催している「オジヨガ」は好評で、毎回20名近い参加者いるということでした。
ヨガはインドで発祥し、「牛と牛車を繋ぐ道具」を意味するそうです。
これを人間の心と体に置き換え、暴走する心をコントロールし、平和な心地に気付かせる道、とのこと。
ヨガをすることによって、体や心の変化や現在の体調を、自身の気づきとして大事にして欲しいとのメッセージをいただきました。
今後の夢としては、地域住民の方が気軽に立ち寄れるコミュニティーの場を作りたい、地域で大きなヨガイベントを企画したい、と語っていただきました。
また椅子に座ったまま簡単なヨガのポーズや呼吸法を教えていだたき、会場はリラックスムードに包まれました。
参加者からは「普段は闘争心が強いが、それをなくして穏やかになりたいと思えた」「ヨガは無理なくできて健康にも良いのでとても興味を持った」「若い人のチャレンジ精神に触れて、夢を持つことの大切さに気付いた」との感想をいただきました。
是非今後の活躍によって、平和で穏やかな地域づくりが実るよう多いに期待しております。
第6回地域交流カフェを実施しました!
9月24日(火)、今年度6回目を迎える地域交流カフェでは東京大学大学院に在籍しながら、博士論文をまとめるために富士北麓の野鳥の調査を行っている水村春香氏を迎え、取組等について発表をしていただきました。
以下4つの項目に沿ってお話をしていただきました。
1 富士山の多様な環境と野鳥
2 富士山麓の草原と野鳥の現状
3 火入れの有無と野鳥の関係
4 富士北麓の野鳥の楽しみ方
富士山は日本三大探鳥地(富士山、軽井沢、奥日光)と言われるほど、野鳥の種類が多く、数も豊富です。
その理由として、富士山に標高差があることで、多種多様な野鳥が生息可能なことが上げられます。
また、多様な生息環境が山麓に広がっていることも理由の一つであり、中でも、富士山麓に広がる梨ケ原を代表とする草原は、全国的に劇的に減少傾向にあり、草原性の野鳥が数多く生息していることが特徴です。
是非、地域の住民の皆様に、身近にいる野鳥を観察し、その数や種類の変化など目を配ってほしいとのお話でした。
後半のフリートークでは、鳥に関する疑問や、生物多様性に関すること、温暖化が鳥に及ぼす影響など、沢山の話題で盛り上がりました。
鳥の種類が多く数多く存在するということは、植物や昆虫、動物が多様に沢山いるという指標になります。
その多様性が維持されることが、我々人間が生存し続けるために必要なことなのであるとの、お話をいただきました。
お話を伺い、地域の探鳥会に出かけたくなりました。
第5回地域交流カフェを実施しました!
8月6日(火)、今年度第5回目となる地域交流カフェを実施しました!
今回の発表者は富士吉田市ターゲット・バードゴルフ協会様で、これまでの活動の歩みや展望なとお話をいただきました。
現在50名を超える会員を抱える当協会。
1番の活動目的は、会員の健康増進で、身体はもちろんのこと精神的な健康増進も大切にしているとのことです。
また、自ら練習場の草刈を行うことで、緑地保全に携わるばかりでなく、清掃活動や環境保全活動を積極的に行っております。
近年は、地域外の方に練習場に足を運んでいただくための広報活動に力を入れ、地域活性や運営費の獲得を目指しております。
好きな時間に来て練習をし、帰ることができ、道具も少なく始めることができることが魅力です。
発表を聞いた参加者からは
「精神的な健康を目標としていると聞き、なんて意識の高い団体かと関心をした」
「モラルの高い団体であると感じた。知人にも薦めたい」
などの感想が寄せられました。
閉会後は、事務所駐車場にて実演体験会が開催され、楽しい交流が図られました。
ますますの高齢化が避けられない日本社会において、手軽に楽しめるスポーツが身近に開催されていることは、地域の財産であるといえるでしょう。
これからも協会の発展と継続的な運営に期待をしております!
ジャガイモ掘り体験会を実施しました!
夏本番の陽気となった8月3日(土)、恒例となりましたジャガイモ掘り体験会を財団事務所にほど近い畑にて実施しました!
畑は、野菜や果物を作るだけでなく、私たちの生活に欠かせない地下水を作ってくれています。
畑がこれから将来にわたって維持されていくよう、協力して行う畑作業の楽しさや、地元でとれた野菜の美味しさを知っていただくことなどを目的として開催をしております。
午前の部、午後の部ともに、約40名の参加者にお申込みいただきました。
開会式が終わり、さっそく畑へ。
休憩をはさみながら、植えつけられた4種類のジャガイモ5a分を、すべて掘りとり体験会を終了しました。
参加者には、好きなジャガイモを袋1枚分、お持ち帰りいただきました。
午後の部には、素敵なゲストが駆けつけてくださいました。
忍野村内にて合宿を行っている、陸奥部屋の力士3名が、四股踏みなど参加者の前で実演してくださいました!
開会式が終わり、同じく5aの畑に植えられたジャガイモを掘り取りました。
午後の部は少しジャガイモを残しての終了をなりましたが、お土産を持ちかえっていただき解散となりました。
自然環境に恵まれた富士北麓で育ったジャガイモ。
自分たちの手で収穫をし、調理をしたジャガイモを美味しく味わっていただき、地域の畑の存在価値を実感していただきたい、そのように思っております。
第4回クリーンフットパスを実施しました!
今年度第4回目となるクリーンフットパスを7月17日に実施しました!
梅雨時において貴重な晴れ間が広がり、当初計画通り実施することができました。
今回は「西湖野鳥の森公園コース」として、野鳥の森公園の駐車場をスタート地点とし、西湖根場浜、樹海自然遊歩道を歩きました。
開会式を行った野鳥の森公園の芝生広場からは、雲の合間から久しぶりに富士山を眺めることができました。
西湖根場浜近くにある東屋にて休憩を取りながら、西湖や青木ヶ原樹海の成り立ちについて話をいたしました。
青樹原樹海は864年の貞観の大噴火によって大量に流れた溶岩の上に形成された、原生の森です。
起伏ある溶岩は、現在コケで覆われており、そのコケむした溶岩の上に針葉樹が生育している、富士山麓を代表する景観の一つです。
また、溶岩の流入によって精進湖と分けられた西湖ですが、当時絶滅危惧種に認定されていたクニマスが2010年に再発見されたことでも話題となりました。
約2時間の散策を終え、野鳥も森公園内にてお茶とお菓子をいただきながら、感想などを分かち合いました。
「天候に恵まれ、これまで歩いたことのない青木ヶ原樹海を散策できてとてもよかった」
「ストレス発散になってよかった」
などの意見が出ました。
地元にいながらも青木ヶ原樹海に入ったことがない方が多く、全面に生えたコケの美しさや、ひんやりとした樹海内の冷気を感じながら、楽しく散策ができました。
富士山美化活動を実施しました!
第4回地域交流カフェを実施しました!
地域で活躍する団体間の交流、相互理解、活動改善などを開催の目的としております、地域交流カフェ。
今年度第4回目を、7月3日(水)に実施しました!
今回は河口湖ろうそく能の活動発表に変わり、能を鑑賞する意味や楽しみ方などについて浅井良之氏よりお話を伺いました。
浅井良之氏のお父様は、観世流梅若の能楽師であられました浅井奏太郎氏です。
浅井奏太郎氏は、1972年より富士吉田市内で行われている「富士吉田梅若薪能」開催のきっかけを作られた方です。
さらには1999年より河口湖町内にて「河口湖ろうそく能」もスタートしております。
このように、当該地域にて活動の輪が広がってきた「能」。
カフェ当日は、世阿弥が作り、自ら最高級の作品であると自賛したといわれる、能を代表する曲の一つ「井筒」を題材に進められました。
「妙」という心境、「無心の心」など、能鑑賞のキーワードについて解説をいただき、言語表現を超越した心境を感じるとる感動、楽しみについて学ぶことができました。
来月、8月4日にふじさんホールで開催される、第41回富士吉田梅若薪能の前に、貴重なお話を伺うことができました。
今後地域で開催される能舞台が、より一層楽しみなものになりました。
第3回クリーンフットパスを実施しました!
第3回地域交流カフェを実施しました!
今月の地域交流カフェは、6月4日(火)14:00より実施しました!
今回は富士山徐福学会の皆様に「富士北麓の徐福伝説の継承」と題してお話いただきました!
紀元前の中国、秦の始皇帝の時代、不老不死の妙薬を探すよう命を受けた徐福の伝説は日本各地に伝わっていますが、その3大伝説地に富士吉田市を含む富士北麓地域があげられます。
話を聞いた参加者からは
「地元明見湖に、全国から徐福のことを尋ねてくる人がいるが、説明できない。もっとよく知りたい」
「徐福伝説にまつわる薬草を食堂などで出したいがどうしたらよいか」
「地元に暮らしていて、徐福のことを初めて知った。散策ルートを知りたい」
「地域の宝物を広げる取り組みをして、若い人にも地域を誇りに思ってもらうようにしてほしい」
などの意見が出ました。
今日は参加者と一緒に2200年前の伝説に思いをはせ、歴史ロマンについて語らうことができました。
2018年度公募助成事業成果発表会を実施しました!
6月1日(土)、富士吉田市民会館3階小ホール、会議室、ギャラリーにて、2018年度公募助成事業成果発表会を実施しました!
当日は、成果発表会のほかに、2018年度顕彰事業表彰式、環境講演会も併せて実施しました。
開会式の後は、2018年度顕彰事業受賞対象となった「西桂子育てを支援する会」「明見湖里山フェスティバル実行委員会」の2団体及び2018年度地域創生エッセイ対象一般の部優秀賞受賞の渡邊えりか氏の表彰式を行いました。
表彰式の後は、2018年度助成団体を代表し、3団体に檀上発表を行っていただきました。
富士山自然誌研究会、西桂子育て支援をする会、明見湖里山フェスティバル実行委員会に発表をしていただきました。
3団体の発表の後は、別会場にて41団体によるポスターセッションを約1時間程行っていただきました。
ポスターセッションの後は、小ホールに戻り、環境講演会を実施しました。
講師に富士山科学研究所内山高専門員を迎え「富士山の地下水の流動と起源」をテーマにお話を伺いました。
約3時間にわたり行われた成果発表会。
団体間の交流が図られ、今後の活動に生かされる実りある会であったことを祈念いたします。