アレチウリ駆除体験会を開催しました!
8月25日、河口湖町内にて「アレチウリ駆除体験会」を開催しました!
講師には認定NPO法人富士山クラブの米山氏をお招きし、まずは座学にて特定外来生物についてと、その駆除の必要性について学びました。日本古来の生態系が外来生物によって駆逐される恐れがあるので、その除去が必要とされます。
座学の後は、実際に特定外来植物のアレチウリの採取を行いました。
アレチウリは1年草ですので、種を落とす前の駆除が重要です。丁度この時期は開花の時期でしたので、まだ間に合う時期でした。
アレチウリは水辺て繁殖しやすいようで、湖畔のエリアに他の草を覆うように繁茂していました。
約1時間半の活動で15袋、約47.9㎏のアレチウリを採取しました。
見た目よりも、抜き取りやすい植物でした。
今後財団の屋外活動時に啓発していきたいと思います。
川の生き物観察会を開催しました!
去る8月18日(木)、忍野村内を流れる新名庄川にて、生き物観察会を開催しました!
講師は富士吉田市在住の動物写真家、中川雄三氏です。
当日は地元忍野に住む小学生が参加してくださりました。
新名庄川は、桂川・相模川の源流となり、二十曲がり峠と、鷹丸尾溶岩からの湧水が水源となっています。
とても水質が綺麗な川ですので、清流にしか住むことが出来ない絶滅危惧種のホトケドジョウなど、貴重な生き物の住かとなっています。
当日は、網を使って、生き物を捕らえて、容器に入れて観察しました。もちろん、観察が終わった後は放流します。
また、川に落ちているゴミも拾って、川の美化活動も行いました!
10種類以上の生き物を観察することができ、楽しい時間を過ごすことができました。
きらめ樹間伐研修会を開催しました!
8月12日(金)、山中湖村内にて間伐手法の一つ、「皮むき間伐(きらめ樹間伐)」の研修会を開催しました。
講師には富士宮市に拠点のあるNPO法人森の蘇り大西理事長及び難波副理事長をお招きしました。
まずは、座学にて、日本の森の現状、世界の森の現状についてお話を伺いました。
日本には森林資源が沢山あるにも関わらず、安価な輸入材があるため、活用されておりません。
活用されない放置された森は、人間社会にマイナスの影響を及ぼしてしまいます。
場所を移動して、ヒノキの森にて皮むき間伐の実習を行います。
まずは、森の木の直径を計り、混み過ぎている場合は、細い木の皮を剥きます。
鎌と竹べらを使い、皮を剥いた後、皆で一斉に皮を引っ張り剥きます。
剥いた後の木肌はつるつるです。甘い香りもします。
各人、細い木の皮を剥いで、皆で剥きます。
剥いた木は1年このまま乾かし、軽くなった状態で切り出しをします。
天然乾燥の木は、木の成分が抜けず、かつ固くなるそうです。
最後に、皆で感想を述べて終了しました。
お子様からは「楽しかった!」との声が聞けました。
今後も森の保全の実践活動に力を入れて参ります。
ジャガイモ堀体験会を実施しました!
第4回クリーンフットパス【明見湖~背戸山コース】を開催しました!
雨で2回延期となっていたクリーンフットパスですが、7月16日(土)、実施することが出来ました!
当日は明見地区の方を中心に、当地の歴史に興味のある方、徐福学会の方等に参加いただきました。
まずは徐福公園にてお話を伺いました。
かつて雨乞い地蔵が置かれていた場所に出来た公園です。徐福の像があります。(写真右)
徐福のお墓があるお伊勢山に向かいます。
富士吉田市明見地区は、徐福3大伝説地と言われており、徐福の終焉の地という伝承が残っています。
続いて、背戸山の中腹にある藤原藤房のお墓に立ち寄りました。南北朝時代の方で、この地域で亡くなられたという伝承が残っています。
背戸山からの眺望です。晴れていれば富士山が目の前に広がります。
大明見36屋敷の一つ、柏木さんのお宅におじゃまをして、高浜虚子と富安風生の歌碑を見学しました。
ゴールした後は、かき氷で喉を潤します。
タバコのフィルターを中心に、ゴミも回収できました。
昔より交通の要所であった明見地区。美しい自然と、歴史ロマンあふれる地域でした。
ベリー摘み体験会を開催しました!
第2回水資源講座を開催しました!
第1回水資源講座を開催しました!
今年度第1回目となる水資源講座を、富士山科学研究所会議室にて開催しました!
講師は動物写真家で有名な中川雄三氏です。
今回は清流に生息する動物たち、とりわけ、カワネズミ・カワガラズの生態について、映像と解説による講義を受けました。
カワネズミは約1年ほど前に、NHKのダーウィンが来た!にて取り上げられました。通常水中で餌を採るため、人が観察することは非常に難しいということです。本日の中川氏のお話しでも、9時間待って1秒、くらいの頻度でしか撮影が出来ないということでう、非常に貴重な映像を見ることが出来ました!
またカワガラスも、水中で餌を採るという変わった生態をしております。こうすることで、陸上の鳥や生物との棲み分けをしているそうです。
カワネズミ・カワガラス共に、河川の上流、清流にしか生息していないそうです。なぜかというと、清流は伏流水が流れることで、水温が比較的一定であること、高低差から水しぶきがあがり、溶存酸素が多く、沢山の昆虫や小動物が水中に生息しており、餌が豊富だからだそうです。
沢山の貴重な映像を見ることができ、大変に有意義な時間となりました。
H27年度公募助成事業成果発表会を開催しました!
去る5月28日(土)、富士吉田市民会館小ホールにて、H27年度公募助成事業成果発表会を開催しました!
H27年度は16の助成団体、14の奨励団体、合わせ、30の団体に助成を行いました。
今回の成果発表会では、16の助成団体と、H27年度環境修学助成事業対象者1名の発表が行われました。
また、各団体の発表の前に、H27年度顕彰事業の表彰が行われました。奥河口湖長崎山さくらの里づくり協議会、NPO法人土に還る木森づくりの会の2団体に表彰を行いました。
1部のポスターセッションでは、各団体5分間ずつの発表を行っていただきました。
第2部では「富士山の自然環境の変化と保全」と題し、コーディネーターに株式会社合力代表取締役近藤光一氏をお招きし、3名の団体代表者との意見交換を行いました。
自然環境の変化としては、帰化植物の浸入、温暖化や森の管理や行き届かないことによる絶滅危惧種の増加、シカの増加、などが挙がりました。保全への提言としては、まずは現状を知り、地域の方々の意識を上げること、人為的な森の管理の必要性、などが挙がりました。
最後は、創設者粟井英朗よりご挨拶を申し上げて、終了。
4時間にわたる行事でした。長時間に渡り、大変にお疲れ様でした。
参加者の皆様の活動の一助になることを祈念申し上げます。
田植体験会を実施しました!
去る5月21日(土)、恒例となりました田植体験会を実施しました!
当財団は水資源保全活動の一環として、地下水を育む水田や畑地を維持保全のために、農作業の体験活動を行っています。
今年の田植体験会も天候に恵まれ、さわやかな五月晴れの中、大勢の家族連れにご参加いただいました。
講師は、体験会の会場を管理していただいている堀内治氏にお願いしました。
準備体操をして、早速田んぼに向かいます。
作業を進めるにつれて、コツをつかみ、順調に進みます!
体験用に特別にポット苗を準備していただいたので、植え付けが楽にできます。
最後はベテランの皆様に植えた苗を整えていただきました!
体験後はおにぎりと豚汁を食べました!
かき氷も大好評。
10月の稲刈りも楽しみですね。
また、お誘いの上ご参加ください!