2021年度公募助成事業における高評価団体を選出いたしました
2022.4.28
2021年度公募助成対象団体より提出された活動報告書をもとに、財団関係者により選出された5団体と、高評価を受けたの理由についてご紹介いたします。
◆NPO法人富士山自然保護センター
・継続的に長年の調査を行ってきたことを高く評価。生物多様性保全上重要な里地・里山として選定された北麓草原における生物多様性と土地利用のあり方に関する総合的評価をする上でも重要。
・活動の目標設定が明確で地域の自然保全に大きく寄与することが期待される。基礎調査を高頻度で実施し成果を収めている。
◆山梨県立ひばりが丘高等学校うどん部
・すでに有名な活動だが工夫を凝らすなど高校生のやる気が感じられる。
・企業提携の商品開発や大手コンビニ県内全店舗に冊子を配置するなど効果が期待できる。
・活動内容が年々進化改善しており、産業振興に大きく貢献している。
◆公益社団法人富士五湖青年会議所
・今後に活きる成果が期待でき、費用対効果の面からも称賛できる。
・広く多くの声が寄せられ、地域の課題を共有することができた企画である。
◆NPO法人 かえる舎
・地域高校生が地元企業を取材して最終的に冊子にまとめるというノウハウを高く評価。高校生が地元に興味を持つ機会として成功している。
・読み手の年齢層を絞り、分かりやすく紙面がまとめられている。市内小中学生全員の手にわたっており啓発効果が期待できる。
◆富士吉田杓子山パノラマトレイルラン大会実行委員会
・大会開催に向けてしっかりと準備している。反省点も的確に考えられているので、次回以降の運営にも期待できる。
・地域が一体となって進められている。環境保全と経済活性がバランスよくはかられている取組である。