第9回クリーンフットパスを実施しました!
2016.12.20
去る12月17日(土)、今年最後の財団イベントとなる第9回クリーンフットパスを実施しました。
今回は「十日市場湧水群コース」と称し、収穫を迎えた水掛け菜の圃場や神社・仏閣などを廻りました。
長慶寺の駐車場に集合し、初めのポイントは長慶寺近くの水源に向かいます。
水源では、古富士泥土と新富士溶岩の間から富士山の伏流水が滝のように流れ落ちます。
清流でしか生息しない梅花藻も水源から流れる用水に沢山繁茂しておりました。
「おいしがね」と呼ばれる大きな石が、田園地帯に突如現れました。
十日市場地域では富士山麓において有数の水掛け菜の栽培地となっております。
都留市が作成したのぼりが目を引きます。収穫が始まり年末需要にこたえます。
都留文科大学が保全管理しているフィールドです。すぐ脇に水源があり、きれいな水をたたえています。
永寿院のすぐ隣にある柴崎養魚所に立ち寄りました。11月12日に開催した新米試食会にて食した「湧水サーモン」を栽培しています。
湧水の恵みを活用した地域ですが、最近は水源の汚染が大きな問題になっているそうです。
住民の生活と湧水地の環境保全の適切なバランスについて、今まさに課題が突き付けられています。
財団主催のフットパスイベントは来年4月に再開予定です。
また皆様のご参加お待ちしております!