第6回クリーンフットパスを開催しました!
2016.9.20
去る9月17日(土)、クリーンフットパス「下の水コース」を開催しました!
集合場所は富士北麓浄化センターに隣接するバードターゲットゴルフのグラウンドです。
今回は新規参加者、リピーターの方併せて17名の方にご参加いただいました!
今回散策したエリアは、宮川と桂川の合流地点となり、昔から豊富な水を活用した産業が発展した場所です。
ニジマスを養殖している養鱒場も3か所あるほか、かつて地域電力を水力発電していた宮川電燈株式会社、東京電力の都留・鹿留発電所に水を送るための明見取水口もあります。
富士見バイパス沿いにある内大神社内には、貞観の噴火にて溶岩に埋まったものの、地下水のお陰で焼けずに残ったカツラの木が展示されています。
宮川と桂川の合流ポイント手前、宮川沿いに「やまめの歌」の碑が設置されています。
結核にかかり病床に伏していた正岡子規に、当時明見に住んでいた一五坊という方が、やまめを三匹贈りました。
そのことを長歌にして子規が「病床六尺」掲載したのが「やまめの歌」です。
「なまよみの かひのやまめは ぬばたまの 夜ぶりのあみに 三つ入りぬ その三つみなを わにおくりこし」
と書かれ、字は著名な土屋文明氏、石は東北産鍋石という最高のもの。
昭和49年に当時大明見在住の柏木白雨氏が記念碑を、わざわざ川沿いの景色の良い土地を購入し設立しました。
40年以上たっても石碑は当時のまま、現代に生きる人々に物語を繋いでいきます。
やまめの碑の前での小休憩の後は、宮川電燈跡、東電明見取水所を廻り、ゴール。
思った以上にゴミも落ちていましたので、それぞれゴミ袋いっぱいに拾いました。
次回フットパスは10月29日(土)を予定しております。
ぜひご参加お待ちしております!