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環境保全地視察研修会を実施しました!

2024.9.30

去る9月29日、環境保全地視察研修会を実施し、静岡県富士宮市内の2カ所に赴きました。

午前中は富士教育訓練センターにて開催された「朝霧草原自然環境保全フォーラム(主催:富士宮市根原区)」に参加。朝霧草原の帰化植物とアズマネザサ抑制実証実験報告について2名の講師よりそれぞれ解説をしていただきました。

 

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朝霧草原の帰化植物については、講師の佐野先生より48種の帰化植物を丁寧に解説していただきました。

またススキの生育を阻害するアズマネザサ抑制実証実験については、2020年より設定した試験区におけるアズマネザサの草刈結果について木村先生に解説をしただいた上、今後に向けた課題についてお話を伺いました。

 

午後は更に足を延ばし、「田貫湖ふれあい自然塾」にて「季節の自然さんぽプログラム」に参加いたしました。

 

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敷地内を約1時間かけてインタープリターの方に案内いただきました。

自然に関する解説の他、途中で虫、リス、ムササビに関するクイズを出していただき大変に盛り上がりました。

最後は「秋」をテーマに参加者が俳句を作るという企画で締めくくりました。

流石の案内技術に参加者も感心しきりでした。

 

帰路の車内にて参加者よりいただいた主な感想は以下のとおりです。

 

・帰化植物の解説がとても分かりやすく、沢山の種類を覚えることができた。

・身近な雑草が帰化植物であることを知り驚いた。挿絵が丁寧に書かれており感心した。

・田貫湖に久しぶりに来たが施設が増えており変貌に驚いた。

・ふれあい自然塾のガイドが楽しく、様々に学ぶことも出来て有意義だった。

・自然解説と俳句が楽しく印象に残った。

 

普段意識をすることのない身近な自然にも、明治以降に海外から入ってきた外来植物が多いことや、アズマネザサのように年々勢力を拡大する在来植物があることを学びました。

午後の自然ガイドでは、まだまだ知らない自然の奥深さを楽しみながら認識することが出来、1日を通して学びの多い研修会となりました。

改めて、地域の身近な自然環境を観察して実態を学び、次世代に伝えて参ります。

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