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水資源保全のための森林整備を進めています!

2024.2.6

粟井英朗環境財団では設立当初の2013年より、富士山麓の水資源を保全するための森林整備活動に取組んでおります。

現在整備を進めている森林は、富士山北麓の標高約1,100mに位置する約50haの広さの森林です。2019年に地権者と「水資源保全のための森林契約」を締結をし、より多くの雨が地表に到達して地面に浸透しやすい森づくりを目指して毎年1haずつ除伐と間伐作業を進めてまいりました。

対象となる森林は、もとは戦後にカラマツを植栽した人工林でしたが、2019年時点で様々な樹木が自然と生えていたことから、皆伐をして苗木を植栽するのではなく、ミズキやクリ、フジザクラなど、生育中の広葉樹を残していく整備方針としました。

 

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(写真1)除伐・間伐作業後に毎年草刈を行っている第1区画森林

 

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(写真2)整備をしていない自然な状態の森林

 

現在第5区画まで整備が進んでおり、試験的に第1区画は1年に1回の草刈作業を行うことで、地表の植生にどのような影響を与えるかの調査をしています。

調査の結果は一般市民を対象とした観察会にて毎年お知らせをしており、その他にも参加者が森林に親しむことが出来る企画を実施しています。

 

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(写真3)植物と昆虫の観察会の様子

 

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(写真4)野鳥の観察会の様子

 

2024年も5月に清掃活動と野鳥観察会を、8月に植物と昆虫の観察会を開催する予定です。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

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