クリーンフットパスを実施しました
2022.6.29
去る6月25日、「桂川梁尻(やなじり)公園コース」のクリーンフットパスを実施しました。
集合場所とした、山中湖村内にある桂川梁尻公園は2021年4月にオープンしたばかりの新しい公園で、東京電力跡地を活用しており、デザインは東京大学景観研究室が担ったそうです。
さらに今年の春には財団からの寄付金を活用し、公園内に土壌式循環型エコトイレが設置されました。太陽光発電設備を屋根に備え、インフラがストップしても使用ができる災害に強いトイレです。また排泄物が植物濾材と土壌菌によって処理され新しい水が作られるという、まさに自立式トイレと言えます。
公園を出発後、山中湖畔に向かいます。
山中湖から桂川が流れ出る、桂川のスタート地点にやってまいりました。
取水口にはネットと金属格子が設置されゴミを集塵しています。定期的に溜まったゴミを除去しているようでした。
湖畔から「梁尻通り」を歩きます。古くから山中湖の平野方面と、忍野・富士吉田を繋ぐ道のようで、避暑地としての別荘も古くから建てられていたそうです。緑あふれる静かな通りでした。
梁尻通りを花の都方面に歩き、暑さ対策のため早めに折り返し集合場所に戻りました。
6月25日にして梅雨が明け、予定外の暑さとなりました。
回収したゴミは可燃物30ℓ、不燃物数個、という結果でした。
ルートを短縮したものの、今までになくゴミが少なく、参加者の皆様も感心しておられました。
「通りに名称が付けられており印象的だった」などの感想もいただきました。
公園のエコトイレもその日、自転車に乗った方などが頻繁に活用されており、寄付金の活用状況も確認できたフットパスとなりました。
参加者の皆様、暑い中のご参加まことにありがとうございました。