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クリーンフットパスを実施しました

2021.9.25

9月25日、曇天ではありましたが雨には降られず、クリーンフットパスを開催することが出来ました。

今回は「宮川・桂川コース」と称し、2つの河川が合流するエリア約2㎞を廻りました。

 

集合場所とした美富士ターゲットバードゴルフ場は富士北麓浄化センターの敷地内にあり、センター周囲には富士山の伏流水を活かした養魚場が点在しています。現在4軒の養魚場がニジマスなど淡水魚を養殖しているとのことです。

 

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富士北麓浄化センター脇を流れる宮川の反対側河川敷に、地元有志の方が設立した「ヤマメの歌」歌碑があります。「ヤマメの歌」は正岡子規が執筆した「病牀六尺」におさめられている長歌で、当時明見に住んでいた子規門下の歌人 一五坊 が子規に送った3尾のヤマメを歌ったものです。

 

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かつて地域への電気供給のため水力発電所を運営した「宮川電燈株式会社」跡地に立ち寄りました。この辺り一帯には桜並木があり花見のメッカとなっていたようですが、今は1本も見当たりません。

当時の花見のこと、電力会社取水口のゴミ除去のバイトをしたことなど、参加者の思い出話に花が咲きました。

 

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フットパス終了後回収したゴミは可燃物150ℓ、不燃物30ℓでした。ヒヤリングの結果、タバコとペットボトルの数はそれぞれ約300本、30本で、参加者からは「予想以上にゴミが落ちていて驚いた」という声が出ました。

その他参加者から「ゴミのない綺麗な街に住みたいので、若い人達にも清掃活動を呼びかけたい」「長く地域に住んでいるが正岡子規の歌碑の存在を初めて知った」「歩くことで普段気づかない景色を眺めることが出来た。荒れた農地が目立った」などの感想をいただきました。

 

車窓からでは分からない、歩くことで発見できることが沢山あります。月1回の開催でではありますが、クリーンフットパスのご参加お待ちしております。

 

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