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クリーンフットパスを実施しました!

2023.6.26

6月24日(土)、クリーンフットパス「鳴沢村活き活き広場コース」を実施しました。

今回集合場所とした活き活き広場は、鳴沢村が管理する平らで広大な芝生広場です。そこに忽然と昨年秋に現れた遊具は、財団の寄付事業を活用して設置されました。ぜひ沢山の人に利用していただきたいものです。

 

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開会式後、活き活き広場を出発し「鳴沢溶岩樹形」に向かいます。

国道から一歩森の中に入ると、体感温度もぐっと下がり爽やかな空気につつまれます。

 

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国の特別天然記念物に指定されている「鳴沢溶岩樹形」に立ち寄ります。敷地内に設置された説明板には、溶岩樹形の成り立ちや、12の溶岩樹形の分布図が分かりやすく記載されていました。特に第11号の溶岩樹形は、完全な形で見ることのできる世界的にも珍しい「溶岩樹形スパイラクル(水蒸気噴気孔)」で、極めて貴重な溶岩樹形とのことです。

国の特別天然記念物で地質・鉱物部門に分類されるものは20件しかなく、「鳴沢溶岩樹形」はその内の1つです。山梨県内では動物や植物すべての部門を合わせても、唯一の特別天然記念物となっています。(ただし地域を定めずに指定されたものを除く)

 

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敷地内には歩道があり、溶岩樹形が見学できるようになっています。

 

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第11号の溶岩樹形は、厳重に鎖が張り巡らされていました。

 

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鳴沢溶岩樹形を後にし、魔王天神社に向かいます。

100段の急な階段を登った先に神社があり、更に進むと東海自然歩道に合流することが出来るそうです。360度のパノラマで有名な紅葉台へも1時間を目安に行けるとのこと。

 

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帰路は、道の駅なるさわとFCふじざくらの本拠地を横切り、集合場所に到着。それぞれに回収したゴミを可燃不燃に分別していただき閉会としました。

閉会式でいただいた感想としては「地元に住んでいても知らない名所があって驚いた」「溶岩の上に生えた樹木の生命力を感じた」「外を歩くことがとても気持ちよかった」など。

また東京からご参加いただいた方からは「山梨といえば、富士山、武田信玄公に頼っているイメージだが、名所も沢山あって食べ物もおいしいので、海外向けだけでなく国内の人にアピールするとよいと思う」というエールをいただきました。

 

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分別の結果、可燃物60ℓ、不燃物15ℓでした。

メイン通り沿いのタバコのポイ捨ては相変わらず多かったですが、緑地帯のポイ捨てゴミが想定したよりも少なく、地元の方が定期的に清掃をされているかと思われました。

次回のご参加おまちしています。

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