きらめ樹間伐研修会を開催しました!
2016.8.15
8月12日(金)、山中湖村内にて間伐手法の一つ、「皮むき間伐(きらめ樹間伐)」の研修会を開催しました。
講師には富士宮市に拠点のあるNPO法人森の蘇り大西理事長及び難波副理事長をお招きしました。
まずは、座学にて、日本の森の現状、世界の森の現状についてお話を伺いました。
日本には森林資源が沢山あるにも関わらず、安価な輸入材があるため、活用されておりません。
活用されない放置された森は、人間社会にマイナスの影響を及ぼしてしまいます。
場所を移動して、ヒノキの森にて皮むき間伐の実習を行います。
まずは、森の木の直径を計り、混み過ぎている場合は、細い木の皮を剥きます。
鎌と竹べらを使い、皮を剥いた後、皆で一斉に皮を引っ張り剥きます。
剥いた後の木肌はつるつるです。甘い香りもします。
各人、細い木の皮を剥いで、皆で剥きます。
剥いた木は1年このまま乾かし、軽くなった状態で切り出しをします。
天然乾燥の木は、木の成分が抜けず、かつ固くなるそうです。
最後に、皆で感想を述べて終了しました。
お子様からは「楽しかった!」との声が聞けました。
今後も森の保全の実践活動に力を入れて参ります。