山中湖カヌー調査隊!プログラム実施しました
2014.4.21
昨日は、当財団主催の「山中湖カヌー調査隊!」イベントでした。
当初2月行う予定が大雪になり延期、延期日の3月も春の嵐でまたもや延期・・・。
三度目の正直!ということでやっと今回実施できました。
それでも小雨降る中での天気でしたが(苦笑)
参加者のみなさまには最後まで楽しんでいただけました(^^
今回のプログラムは、カヌーに乗って山中湖の自然を体感するだけでなく、実際に山中湖の水環境まで知っていただくことが目的でした。 また、プログラム実施にあたって、山中湖カヌーアクティビティを展開されている「WATER CRAB」さんと
静岡県三島市を中心に富士山の湧水調査など環境保全活動に取り組んでいる「NPO法人グラウンドワーク三島」さんにご協力いただきました!
プログラムの内容は、
1.カヌーで目的のポイントまで漕ぎ採水する。
2.湖畔にて市販の水質調査キットを使い水を調べてみる
というものです。(採水にあたり、関係行政機関へ承諾をいただいております)
まず始めに、目的のポイントと記録の説明。
みなさん真剣です。
つづいて、WATER CRABの岩下さんによるカヌーの漕ぎかたレクチャーです。
レクチャー終了後、目的ポイントへ向けカヌー発進!
小雨が降る寒い気温でしたが、体を動かしてみなさん元気!
いい笑顔でした♪
湖畔に戻ってきて、暖かい室内で分析スタートです。
まずはじめに、グラウンドワーク三島のインストラクター熊井さんに分析方法などの説明。
そして、いよいよ分析開始。
キットは小学校の理科の実験で使うようなPHや全硬度を測る簡易的なものを使用しました。
気分は大人も小学生!?(笑
分析もワイワイしながら行いました。
そして、分析の結果、山中湖の水は比較的きれいということがわかりました(^^
※今回の分析はあくまで山中湖の環境について知ってもらう体験プログラムとしての一つの手法であり、外部へ発信するような本格的な環境調査ではありません。調査結果の詳細は控えさせていただきますので、ご了承ください※
また、山中湖の水は、桂川⇒相模川⇒相模湾へと続き海に繋がります。山梨県民だけでなく、神奈川県民の生活水の源となっている場所でもあります。 その水環境を、体験と調べ学習を通して、多くの人たちに知っていただくことはとても必要なことだと感じています。
今後もこのようなプログラムを通して、富士山の環境保全に関する啓発に取り組んでいきたいと思います。
また、次回「カヌー調査隊」開催の際は、たくさんのご参加お待ちしています(^^