クリーンフットパスを実施しました!
2024.7.8
去る7月6日、「富士癒しの森研究所」周辺を散策するフットパスを実施しました!
集合場所とした山中湖村役場に隣接する約40haの敷地内に「東京大学富士癒しの森研究所」が在ります。
様々な森の機能の中でも「癒し」の機能を研究対象にしており、7月14日(日)には6:00より「癒しの森の朝もや音楽会」が企画されています。
今回は今年度財団助成事業の対象でもある音楽会の紹介も兼ねて、研究所の周辺2㎞弱のコースを散策しました。
今年の2月からは、研究所林内の一部を平日9:00~16:00に一般開放しているそうです。詳しくは研究所のHP等よりご確認ください。
途中、山中湖漁業協同組合事務所に立ち寄り、室内の展示物見学をさせていただきました。年間を通じて様々な魚種を放流している他、子供たちを対象に地引網体験を行っているそうです。近年種類によっては漁獲高が減るなどの課題についても教えていただきました。
また漁業組合事務所のすぐ近くには、財団の寄付事業を活用し設置された電気自動車用急速充電器があり、丁度電気自動車が充電をしている様子を見ることが出来ました。
約1時間半かけて2㎞弱を散策し、拾ったゴミを分別。可燃物15ℓ、不燃物数個の結果となりました。
ゴミは大変に少なく、月に一度の村内一斉清掃や、常時ゴミを拾う雇用があることを聞き、美化意識の高い地域であることが分かりました。
参加者からは「ゴミが少なくて驚いた」「大通りからは分からなかった爽やかな森の中を気持ちよく歩けた」「山中湖にウナギを放流している話を聞き、以前父が台風の後山中湖畔でウナギが道路を泳いでいたという話を思い出した」などの感想をいただきました。
標高1000m前後に位置する山中湖村内でも当日は30度を超える気温を記録したそうです。湖の全面結氷もしなくなり、湖の魚の生態も温暖化の影響を受けているという話を聞き、避暑地であっても年々に暑さが増していることを実感した回となりました。