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2023年度公募助成事業 高評価団体の決定について

2024.4.30

2023年度公募助成対象団体より提出された活動報告書をもとに、財団関係者により選出された6団体と、高評価の講評についてご紹介いたします。

 

◆シオジ森の学校

・複数年における地道な基礎調査の結果がまとめられ、地域の貴重な自然を科学的に検証できたことを評価。

・調査が継続され、環境の経年変化をまとめ、普及活動に活かしている。

・一般の方と共に観察会を開催。専門家による調査結果は分かりやすくまとめられ、理解しやすい内容となっている。

 

◆富士吉田杓子山パノラマトレイルラン実行委員会

・すでに一定の規模と評価を得ている大会と思うが、大会を確実に安全に実施するための工夫や取組が報告書から伝わった。

・地域団体の協力を得て開催が定着。山の保全にも地道に取組んでいる。

・参加は有料だが申込は増加傾向にあり、会の継続性を確立している。

 

◆特例認定非営利活動法人 富士の緑とフードサポート

・着々と活動している様子に好感が持てる。取組の輪が広がって欲しい。

・経済格差解消のために大切な子ども支援活動。行政との連携を密にし、支援の仕組みや体制が整っている。

・備品の冷蔵庫等の活用により助成金がよく活かされている。

 

◆笹子追分人形保存会

・地域が生んだ歴史上の武将を、人形時用瑠璃による創作活動を通じて、日本の伝統文化継承と観光を含めて広く発信しようとする努力を高く評価。

・学生の参画も多く、保存継承に期待が出来る。

 

◆助産院フジサンバ

・富士北麓地域初の助産院施設とのことで、活動自立のための広報や周知を積極的に行っている。また地場産品を使用する地域貢献も評価に値する。

・出産の選択肢を広げ、産前産後の手厚いサポートにより、喫緊の社会課題解決に貢献をしている。今後の人材育成にも期待したい。

 

◆女性シェアハウス 星の虹

・今回の自動車助成で活動の幅が広がった成果が実績として読み取れる。‘福祉はまちづくり’ ‘欠かせない場所’という言葉に本人の思いと決意を感じ取ることができる。

・使命感を感じる。山梨県は困窮者への支援がワーストクラスとのことなので、今後の更なる活動に期待したい。

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