クリーンフットパスを実施しました!
2023.8.21
去る8月19日、クリーンフットパス「新屋地区散策コース」を実施しました!
新屋所在の財団事務所を出発し、福地用水沿いを歩いて新屋山神社を目指します。
福地用水は1600年頃、桂川の水を農業や生活水に利用するために造られ、新屋地区を横断し北口本宮浅間神社の鳥居前を流れ、市街地に水が分配されています。
新屋山神社前に到着後、かつてこの地域を流れた雁ノ穴溶岩流について解説を伺いました。
雁ノ穴は近年の調査によって噴火口であったことが分かり、富士山ハザードマップの改定の要因になるなど脚光を浴びたことで有名です。
参拝後は、神社の南方面へ歩き、大通りに出て道なりに北口本宮冨士浅間神社に向かいます。
北口本宮冨士浅間神社の敷地内には、東海自然歩道の案内板が設置されています。東京都八王子と大阪府箕面市を繋ぐ約1700kmの道は富士北麓地域も横断しており、今回のフットパスも福地用水沿いの道が東海自然歩道と重なっています。
3㎞弱のコースを約2時間かけて散策。
事務所到着後にゴミを分別。ゴミはこれまでになく少なく、可燃ゴミ15ℓ、不燃物は缶1つでした。
閉会式でいただいた感想は以下のとおりです。
◇何十年ぶりに新屋山神社に来たが、当時と比べ境内も道も駐車場も様変わりしていて驚いた。
◇説明のあった雁ノ穴や小水力発電の場所に行ってみたい。
◇ゴミが少なくてとても感心した。
◇樹があるところとないところでは体感温度が違う。樹を切りすぎないように大切にしてもらいたい。
◇春から咲いている花、夏の花、秋の花やイガグリ、と様々に観察できた。
◇溶岩流のことなど、地元にいても知らないことがあるので、これからも知識を深めていきたい。
◇新屋山神社に初めていった、とてもよい場所だった。
残暑の厳しい日でしたが、大木で覆われた神社境内はとても涼しく、自然のありがたみを実感したフットパスでした。