クリーンフットパスを実施しました
2022.8.29
去る8月27日(土)、「八木崎公園コース」クリーンフットパスを実施しました。
集合場所とした八木崎公園は河口湖の南岸に位置する、ラベンダーを中心とした花々や湖に面する芝生広場が美しい公園です。
当日も朝から駐車場はほぼ満車状態で、多くの人の憩いの場となっているようです。
今年度財団寄付事業の対象となっている「河口湖町花トピア事業」は、町が実施主体となり町内の公園や花壇に一年草・多年草を植栽する事業で、八木崎公園には「ふじさんアジサイ」の苗木が今年の春に植栽されました。
「ふじさんアジサイ」は山梨県で生産されているピラミッドアジサイのことで、うち山梨県が改良した品種に「あかね」と「ほくと」があります。八木崎公園には「あかね」と「ほくと」が各200本ずつ植えられています。
草に覆われはいましたが、苗木が枯れることなく生育しておりました。
ふじさんアジサイは開花後に花色の変化を楽しむことができます。上左が7月下旬に撮影した写真、上右が今回8月下旬の様子です。白からピンクに色が変化しています。高冷地は植物が鮮やかに色づくと言われていますので、山梨の花き生産や観光資源としてもおおいに期待されます。
ふじさんアジサイを鑑賞した後、湖畔沿いの遊歩道を通り大池公園に向かいます。
釣りを楽しむ方も沢山おりましたが、釣り関係のゴミは比較的少ない印象でした。
一方花火のゴミ、タバコの吸殻はまとまって捨てられていたので、それらを回収しました。
ゴミは今や持ち帰りが原則で、ゴミ箱を設置している公園は少ないと思われます。花火セットを買う時は、そのゴミの処理まで責任を持つことが求められます。
美しいポプラ並木で有名な大池公園では同日「かつやまマルシェ」が開催されていました。
樹木の日陰をうまく利用し、キッチンカーや工芸品など多くの出店者がブースを構えていました。年に数回、この場所でマルシェを開催しているそうです。
大池公園の駐車場に隣接する花壇にも、寄付事業で配布されたベゴニア苗が美しく植栽されていました。
9月4日(日)には八木崎公園をメイン会場としてMt.富士トライアスロン富士河口湖2022が開催されます。
帰路はトライアスロン最後の行程「ラン」のコースを通り、ゴミを回収しました。
約2㎞のクリーンフットパスにて、可燃物60ℓ、不燃物15ℓを回収しました。
参加者からの感想として
「地元に住んでいても来たことがなかった綺麗な公園を知れてよかった」
「ゴミが少ないと感じた。富士山クラブが中心となりアレチウリ除去活動が盛んなので、その効果もあるのでは」
「釣り具のゴミは予想よりも少なかった」
「花壇の雑草が残念だった。また使わないボートが放置されているようだった」
などいただきました。
環境美化にご協力いただいた参加者の皆様、ありがとうございました。