富士山の大気観測調査にいってきました
2013.8.28
先週、当公募助成事業の事業交付団体である 「NPO法人富士山測候所を活用する会」が実施している、
富士山の大気観測調査に立ち会わせていただきました。
山頂にある富士山測候所と御殿場口登山道付近の太郎坊の2ヶ所で調査を行っています。
太郎坊では、酸性雨・酸性霧・PM2.5を含むエアロゾル・放射線核種を観測しています。
これら大気の観測方法は、雨水・雲水・露水を各観測器具によりサンプリングして、そのデータを分析しているとのことです。
こうした調査を見学したのは、私自身初めてで非常に勉強になりました。
地道な調査研究の中からこそ分かる自然環境の変化もありますよね。
余談ですが、山頂の測候所では、先日の桜島の噴煙が観測されたようです。
はるか数百㎞離れた場所の噴煙を観測できるなんて、やはり日本一の高所だからなのでしょうか。
NPO法人富士山測候所を活用する会さんの今後の調査結果に期待しています。