第4回クリーンフットパスを実施しました!
2019.7.17
今年度第4回目となるクリーンフットパスを7月17日に実施しました!
梅雨時において貴重な晴れ間が広がり、当初計画通り実施することができました。
今回は「西湖野鳥の森公園コース」として、野鳥の森公園の駐車場をスタート地点とし、西湖根場浜、樹海自然遊歩道を歩きました。
開会式を行った野鳥の森公園の芝生広場からは、雲の合間から久しぶりに富士山を眺めることができました。
西湖根場浜近くにある東屋にて休憩を取りながら、西湖や青木ヶ原樹海の成り立ちについて話をいたしました。
青樹原樹海は864年の貞観の大噴火によって大量に流れた溶岩の上に形成された、原生の森です。
起伏ある溶岩は、現在コケで覆われており、そのコケむした溶岩の上に針葉樹が生育している、富士山麓を代表する景観の一つです。
また、溶岩の流入によって精進湖と分けられた西湖ですが、当時絶滅危惧種に認定されていたクニマスが2010年に再発見されたことでも話題となりました。
約2時間の散策を終え、野鳥も森公園内にてお茶とお菓子をいただきながら、感想などを分かち合いました。
「天候に恵まれ、これまで歩いたことのない青木ヶ原樹海を散策できてとてもよかった」
「ストレス発散になってよかった」
などの意見が出ました。
地元にいながらも青木ヶ原樹海に入ったことがない方が多く、全面に生えたコケの美しさや、ひんやりとした樹海内の冷気を感じながら、楽しく散策ができました。