第9回クリーンフットパスを実施しました!
2017.10.25
10月25日、あいにくの雨模様でしたが、第9回クリーンフットパスを実施しました!
コースは先週実施した18日同じコースで、案内についても桑原安男様他、地域の皆様にご協力いただきました。
大明見36屋敷は、地域の中央を縦に通る通称「宿通り」に向かって長細く地割がされています。昔は通りに面した場所に家屋が建ち、その奥には田畑が作られておりましたが、現在その形状を留めている土地は、浅間神社の宮司のお宅のみとなっているそうです。
また、ほとんどの区割り地域にある稲荷社は「宿通り」に向かって配置されていることも、興味深い気づきとなりました。
大明見には宮下家が多いことでも有名ですが、江戸時代、飢饉で困窮していた地域を代表して、宮下家の名主が幕府に直訴に参りました。しかし当時直訴はご法度、打ち首の仕打ちとなってしまいました。現在でも地域にて名主の冥福を祈るためのお地蔵様が祀られております。
また慈光院でのお話にて、もともと大日如来の両脇にお立ちになっていた2体のお不動様の内1体は、現在不動湯に祀られてあることも知ることが出来ました。
歩くほどに沢山の歴史を見たり聞いたりすることが出来る明見地域。
是非、今度は地域にお住まいの方々を対象に開催したい、とも思っております。