第8回クリーンフットパスを実施しました!
2017.10.19
10月18日(水)、今年度第8回目となるクリーンフットパスを富士吉田市大明見地域にて開催しました!
長雨の合間の貴重な晴れ間、大勢の皆様にお集まりいただきました。
今回ご案内いただくのは、地域の歴史にお詳しい桑原安男様、加賀美様、小室浅間神社の宮下宮司、杓子山観光協会の皆様です。
まずは、浅間神社についてを宮下宮司に説明いただきました。
小室浅間神社は江戸時代1686年に杓子山麓にあった古屋敷より現在の場所に移転されました。
境内には福地八幡神社や護国神社、菅原道真公を祀る社などが鎮座しています。
大明見に多い桑原家の家系をたどると、菅原道真公にさかのぼることから、古くより社や祀られております。
境内にある天然記念物コナラの大木を見学した後、浅間神社を出発。今回のフットパスタイトルにもなっている「36屋敷跡」を廻ります。
当該地域は1686年、当時郡内を統治していた秋元但馬守の指導のもと、碁盤の目のように36屋敷の地割をした後、古屋敷より村を移転しました。現在1000戸の戸数の内、100以上の土蔵が残っている街としてめずらしく、稲荷神社や阿弥陀堂などが多数みられる地域です。
加賀美家が管理している阿弥陀堂を、地域にお住まいの加賀美さんよりご説明していただきました。1年に1度同族で集まり、お祭りを執り行うそうです。
富士吉田市の名誉市民第一号桑原幹根氏の生家を通り、天然記念物ナシの大木や大きなお屋敷の宮下様のご自宅を見学させていただいたり、沢山の見どころを廻った後、慈光院に本堂に上がらせていただきました。
以前は小室浅間神社の境内に祀られていた大日如来を、当該寺院にてお祀りしています。
約1時間半のコースを廻り、集合場所の浅間神社に到着しました。
最後に、お茶を飲みながら、感想のシェアや今後のイベント告知など行いました。
参加者からは、大通りを車で通るだけでは分からない、大明見の街並みが大いに堪能できたという声や、稲荷神社が沢山祀られているのにお驚いた、大きな家が多くて驚いた、という声が聞こえました。
次回は同コースを10月25日(水)に再度行います。ご参加おまちしております!